Early Summer Evening 初夏の夕べ

夜風が気持ちがいい。そんな日の麹町カフェの夕べ。

「いらっしゃいませ、こんばんは!」

メニューブックを受け取ると、そこにはたくさんの「イモ豚」が一斉に可愛らしいアピールを。

そう、春・夏ディナータイムの主役は「イモ豚」のお料理。

ローストだったりバーベキューだったり、またはステーキだったり、その日その時いちばんおいしい調理法でいただきます。

 

今日はローストがおいしいとのこと。

さあ、楽しみ。

 “Salade  crudités ”  marinated vegetables

“Salade crudités”  marinated vegetables

前菜を食べながら、イモ豚についてちょっと前知識を。これでもっと食べるのが楽しみになります。

麹町カフェのイモ豚は、四国デュロックファームさんから。なんとここの豚たちは、高知のお菓子として有名な「いもけんぴ」と他の穀類を合わせたものを食べて育ちます。デュロックファームの佐竹さんが、長年の経験に基づいて豚の体調を見ながら配合量を調整し、日々飼料をつくるそうです。

 

そんなエサを食べ、のびのびと育った豚たち。一体どんな味がするのでしょうか?

と想像していると、イモ豚のローストがやってきました。

 Today's Pork

Today's Pork

ボナペティ!

いただきます。

一口食べて、わかったこと。

脂身の味が、とてもコクがあって甘いのです。これは、いもけんぴを食べてそだった証拠。

そしてその脂が、まるで朝露のように澄んでいて、びっくりするほどサラッとしている。ローストされた脂身はまるでクリスタルのよう。

そしてお肉自体は、季節に例えるなら「初夏」。とてもしなやか、自由、さわやか。

自然なうまみ、自然なやわらかさー。そんな言葉が出てきます。

気がついたら、ぺろり。

もうあと一切れ、食べたかったな。

その感覚は、友達と楽しい時間を過ごした後の余韻と同じ。

 

ごちそうさま。

epi etriz